高級アロマキャンドル MAKI’S CANDLE

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蜜蝋商品「開発ヒストリー」

体の不調から蜜蝋との出会い

私は、28歳の時にある医療ミスから命の危険にさらされました。奇跡的に命を繋ぎとめることが出来ましたが、その後ずっと体調の悪い日々を過ごしておりました。微熱や高熱が続き、24時間めまいが止まらずに夜中に嘔吐することもあり、ただただ気力で元気に振舞っていましたが、いつもどことなく不調でした。もっと健康になりたい一心で、薬草を煎じたり、身体を鍛えにジムに行ったり、整体、カイロプラクティック、鍼治療、サプリメントなど、体に良さそうと思うことは全て試し、徐々に回復はいたしましたが、万全には至りませんでした。

子供の頃から良い香りのものや、キャンドルの炎を眺めるのが好きだったからでしょうか、アロマテラピーに興味を持ち、精油で芳香を楽しむようになり、メディカルアロマセラピストの資格取得のため東京まで学びに行きました。その後、アロマキャンドルに魅せられて様々なものを時には海外まで購入にいき、楽しんでいると、ヒーリング音楽やクラシックを聴きながらキャンドルを灯すことが、何よりも癒され心身ともに元気になることが自分自身の体験をもとにわかりました。炎を見ながら呼吸をゆったりと整えると自然に瞑想状態へと導いてくれます。それがとても良かったのだと思います。この体験が契機となり、後に一般社団法人日本キャンドルセラピー協会を設立するにいたりました。

キャンドルを利用体験するにつれて、キャンドルの品質がとても気になるようになりました。良いと思って購入したもののほとんどが、化学品だけで作ったもの、天然と合成品を混ぜて作ったものでした。化学的に作られた香りのキャンドルに心身ともに違和感を持ち、天然100%のものを探すようになり、やっと出会ったのが、イタリア製の蜂の巣から作られた蜜蝋キャンドルでした。そのキャンドルに灯火した時の、心地よい感覚と探し求めていたものに出会えた喜びに胸が震えたのを今でも覚えております。しかし、その素晴らしい香りのキャンドルは、残念なことに茶色い薬瓶のような器に流し込んであり、せっかくの蜜蝋が周りに沢山残ってしまうものでした。
「もったいない・・・」「お洒落じゃない・・・」どんなに身体に良い高品質なものであっても、「残った蜜蝋はどうするの?捨てちゃうの?」「見た目も大事!お洒落なものがいい!目でも楽しみたい!」そう思ったら、いても立ってもいられなくなり、「安全で素敵なキャンドルを自分で作って世の中に送り出そう!」と思い立ちました。しかし、これが、思っていたより大変で、蜜蝋は他と異なり、融点が高く縦に深く溶ける性質があり、余計に周りにロウが残ってしまいます。蜜蝋はろうそく型が多いのはそのためであり、器に入れるのには向いてないのです。蜜蝋と芯の材質や太さとが適合しなければ、ロウが周りに残るというわけです。何度も何度も研究を続け、1本でダメなら2本、3本、4本と増やしましたが、ただ本数を増やすだけでは、燃えすぎてススで真っ黒になってしまいました。そこで一つ一つ、芯の種類や使用本数を変えながら研究を繰り返し、3年後、ようやく適合する芯の材質・太さ・本数を見つけて、最後まで使いきれるキャンドルの開発に成功し実用新案登録をいたしました。

そんな中、顔だけでなく全身がただれ、リンパ液はダラダラと流れ、耐え難い痛みとかゆみとの戦い、まさに生き地獄のような数ヶ月を送る大変なアクシデントに見舞われてしまい、何もかも中断することになりました。原因は首を毒虫に刺され、病院で処方された飲み薬でした。やがて症状が軽くなっても、全身に発生したシミを見るたびに、当時は女性としては「終わってしまったな」と思い心は折れておりました。敏感になったお肌は時々首のところが痒くなる程度までに回復しましたが、科学品に対する反応はより激しくなり、まるでセンサーのようです。そこで自分のために、栄養豊富で修復作用のある蜜蝋でクリームを作り使用しておりました。するとメキメキとお肌が綺麗に回復していきました。

最高の蜜蝋との出会い

良い香りのする、納得のいく蜜蝋になかなか出会えず、ネットで購入可能な世界中の蜜蝋を試しました。国内や海外旅行先でも蜜蝋を購入していき、徐々に良い香りの蜜蝋にも出会うようになりました。先入観で選ばないために産地などがわからないように並べ、香り、見た目の美しさ、色をチェックして選んだ蜜蝋は現在弊社が使用しているオレゴン州のものです。ただ輸入するだけでなく、どんな所でどんな方が作っている蜜蝋なのかを確かめたく、友人と共に直ぐに現地に赴いたのです。そこはナビにも表示されない山奥でした。心優しい養蜂家のご夫婦は、初めての外国人の私達をご自宅に泊めてくださり、質素だけど心の込もった手料理と蜜蝋キャンドルの灯りでもてなして下さいました。なんて素敵な体験でしょう。この時、初めてこの素晴らしい香りの蜜蝋がブラックベリーの花蜜から作られることを知りましたので、その年の花が咲く時期にも再び訪問しました。大自然の中に咲く淡いピンクのブラックベリーのお花には、ミツバチたちが群がり蜜を吸って自由に飛び回っています。その時に目にした驚きの光景は、ご主人が手で車を押して動かしていたのです。ミツバチたちに排気ガスが当たらないようにしていると気づいた時、私があの時なぜこの蜜蝋に心惹かれたのかが分かったような気がしました。その理由は、ミツバチを大切にして沢山の愛を注いでいるからだと。

製品化することの難しさ

良い蜜蝋だけでなく、キャンドルの器や、パッケージをどこで製作、デザインしてもらうかが必要でした。
デザインは経費節減のため自分ですることにました。製品名やロゴマークを考えている時はワクワクですが、現実は甘くありませんでした。製品化するためには、何をどうしたらいいのかが素人の私には全く分かりませんでした。全くの素人の私は、まずはガラス工房に自分で描いた設計図をもって相談し、出先で素敵なガラス店を見つけたら、その場でスタッフにオリジナル製作をしているかをお尋ねしました。
やっと見つけた某有名ガラス工房で試作品を作りましたが、なかなか納得のいくものができずに断念。職人さんとのお付き合いの仕方さえわからない私は時には職人さんを激怒させてしまうこともありました。パッケージにおいては、自分で試作してみましたが、手間も費用もかかりすぎてしまうなど、全てが暗礁に乗り上げストップしてしまいました。

プライベートでは夫の両親の介護中で、当然反対され、ある起業家には「素人にはこの事業は無理、大企業がチームを組んでやるようなこと」当時58歳だったことから、知人からは「その年齢で今さらなんで?」などと、たくさんの心配をしていただきましたが、不思議と製品化することの決意は全くぶれることはありませんでした。
ぶれない自分を再認識しつつ模索していると、何気なく聞いていたラジオから、タイの貿易センターの方のコメントが耳に入り、直感でタイなら良いものが出来るかもしれないと思い翌日には貿易センターに行きました。
そこにはタイシルクの素敵なボックスの展示があり、オリジナルも作ってくれるとのことで、2週間後にタイでギフトショーがあるとの情報をいただき、その場で行くことを決めました。タイは昔からヨーロッパの高級品を作っていた歴史があるために、非常に高品質なものを作る技術をもっています。中国で作るより数倍の費用はかかりますが高い技術をもった、ガラス会社、パッケージ会社、ペーパーバック会社との出会いにより、取引することを決めて帰国しました。
こうして、一気に何気ないラジオからのメッセージで自社ブランドのキャンドルを製品化する材料が整いましたが、何せ貿易の知識がありませんので、専門家や税関を尋ねて日々学ぶことばかりでした。
数ヶ月後に念願の器やパッケージが完成してほっとしていると、高額な運送費の請求があり愕然としました。絶対に夫には迷惑をかけずに絵付け教室等で得た収入で行うと決めていたので、想像以上の支出に先行きが不安になりましたが、それでも、はるばるオレゴン州から送った蜜蝋を溶かして、タイから届いたガラスの器に初めて蜜蝋を流し込み、「MAKI’S CANDLE」が誕生すると、この商品を世の中に送り出す決意と感動でいっぱいになりました。

物を売ることの難しさ

喜びもつかの間で、製品は完成させたものの、なんと言っても素人ですから販売方法、販路等が見つかりませんでした。それでも、まずは通信販売と思いホームページを制作依頼、パンフレット製作などなど次々と必要だと思うことを実行いたしました。友人達が応援に沢山購入してくれて、しばらくは良かったのですが、それが一巡するとパタッと注文が止まりました。
このままではダメだと思い色々な方に相談し、ご紹介いただいたコンサルタントとは、お付き合いの仕方がわからず、時間と費用ばかりを費やしてしまいました。更に焦った私は、ギフトショーに出展しましたが、戦略なき施策は多大な費用だけを残す結果を招いてしまったのです。

蜜蝋化粧品への挑戦

あの辛い体験から数年後、当時のひどい状態を知っている方々から、以前よりもお肌にハリや艶がでて、しっとりとして透明感も出てきた私を見て、「何を使っているの? 何か特別なことをしたの?」と尋ねられる機会が増えました。自分のために化粧品を作っていると説明したところ、どうしても使いたいと言われ、こっそりお分けするようになりました。その後、皆さまから製品化して欲しいと言っていただくようになり、もっと良い製品を世の中に送り出すために、さらに研究を続けた結果、納得できるものが完成いたしました。

しかしながら、化粧品の製造業許可を取得することは、とても大変でハードルが高いことで、一瞬躊躇しましたが、キャンドルと同様に「本物を作りお届けしたい」という思いが強く頑張りました。 しかしながら天然100%で防腐剤などの科学品を一切使用せずに商品化するとなるととても不安でした。もし、菌が発生したら大変ですので、そこで、義務化はされていませんが安全を確保するために、専門機関で真菌・生菌検査をしたところ、なんと酵母菌が検出されてしまい製品は戻されてしまいました。また研究のやり直しでした。

アルガンオイルや蜜蝋の栄養素を壊さない温度で加熱し、酵母菌をゼロにしなくてはならないためです。何度もやり直しをしては、検査の繰り返しをし、とうとう最適な温度を探し当て製品化することが出来ました。大きな苦しみから生まれた化粧品ですが、蜜蝋のすばらしさを肌で感じる事が出来るアイテムとして、皆様に喜んでいただいています。あの時の体験が、科学品を一切使用しない化粧品を開発する原動力になったのですから人生はわからないものです

さらなる蜜蝋キャンドルの力を発見!

"蜜蝋アロマキャンドルに灯火することで一瞬にして得られる深いリラックス状態は、いったいどこから来るのだろうかと日々考えておりました。その答えは、蜜蝋に含まれる数百種類の栄養素を肺から取り込むこと、蜜蝋の香りと精油によるアロマテラピー効果、炎による1/fのゆらぎ、燃焼することで発生するマイナスイオン、明かりによるライトセラピーの全てが総動員して自律神経バランスを整えることでした。
このことからも、この健康に役立つ素晴らしい蜜蝋アロマキャンドルが一人でも多くの方の生活の一部となることを切に願っております。

希望の兆し

最近は、2回の中小企業持続化補助金申請に採択されたり、経営革新計画事業者に選定して頂いたりと経営も少し良い方向に向いてきました。本物がわかる方々からご愛用頂き、細々と経営していますが、63歳(2016年時点)になった今も「挑戦する事は止めないし、絶対に諦めない。」という思いは変わりません。
いつでもどんな時でも、支えてくれる友人達と敢えて何も言わないことで支えてくれている家族に感謝しています。
そして今、小さいけれど最強のチームが出来、着実に変容を遂げています。
こうして「蜜蝋商品開発ヒストリー」を書いているのも未来の成功へのステップだと思っています。
今後も引き続き、健康、お洒落な蜜蝋商品メーカーとして尽力して参りますのでよろしくお願いいたします。

有限会社 KaM.Balance 代表取締役 永江万紀

蜜蝋商品「開発ヒストリー」
蜜蝋キャンドルの必要性 蜜蝋キャンドルと自律神経バランス 蜜蝋アロマキャンドル実験室
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